東芝が27日発表した2007年4―6月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が206億円となり前年同期に比べ約5.1倍となった。システムLSI(大規模集積回路)の採算改善による半導体事業の増益や東芝EMI株式の売却益が寄与した。4―6月期の好決算を受け、同日付で、07年9月中間期の業績予想の上方修正も発表した。連結純利益は同3%増の400億円を見込み、従来予想の同74%減の100億円から300億円上積みした。
4―6月期の連結売上高は前年同期比15%増の1兆6645億円となった。米ウエスチングハウス(WH)の買収効果で社会インフラ事業が増収となり、システムLSIの拡販などがあった半導体事業の売り上げも伸びた。
営業利益は前年同期比2%増の211億円となった。液晶バックライト向けランプが苦戦した家電事業の赤字幅が拡大したものの、半導体が好調だった電子デバイス事業の増益が寄与した。東芝EMI株式の売却益127億円を計上し、税引き前利益は同55%増の340億円となった。
(引用:NIKKEI NET)